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ビルメンデス

「ビルメンテナンス」と「ヒルナンデス」って似てるよね。

『僕だけがいない街』8巻(最終巻)を読んだので感想を書く

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※この感想にはネタバレ要素があります※

 

ども!ビルメンデスのyamapi(@yamapi33)です。

 

現時点(2016.5月)において、僕の中で2016年放送のアニメの中では一番好きな作品となっている『僕だけがいない街』。

 

アニメに続いて、昨日(5/2)発売の8巻で最終巻を迎えましたので早速読んでみました。

 

 

アニメでは11話からオリジナル展開になってるんですが、結構纏まってて好きなラストでした。八代との決着も、「悟1人だけに執着する」って方面に持っていった事でそこまで後味悪くない感じで。

 

さて、話を漫画に戻します。

 

アニメでは最終話で多少マイルドな人物になってる八代ですが、原作では最後の最後まで不気味で狂気を感じさせる人物像がブレることなく話が進んでいきます。

 

最終巻ざっくりあらすじ

八代と悟の攻防

西園(八代)が主催した「さざんかの集い」。

運転手として紛れ込んだ八代は、ネット掲示板の書き込みや犯罪用の道具を運んだりと工作を進めます。

 

一方、実は記憶が戻っている悟は、ケンヤに真犯人が八代であると伝えていました。

そして、八代に目星を付けていたケンヤは澤田さんにも協力を仰ぎ、八代の犯罪工作を事前に潰す算段を立てます。

 

リバイバル前、携帯を使ったトリックで八代に嵌められた経験のある悟は、それを生かして八代を出し抜くことに成功します。

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『僕だけがいない街』8巻より引用

 

この、物語が収束していく高揚感。いいよね…

 

最後まで良い悪役であった八代

そして、悟に妨害されていると気が付いた八代が見せる表情がこれ。

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『僕だけがいない街』8巻より引用

 

そして、悟を仕留める準備をしている八代と悟は吊り橋の上で対峙します。

お互い、取り繕うことなく会話をする二人。

 

八代は八代で、(前半で描かれていた)犯罪工作は警戒されていることを分かったうえでのブラフ(のようなもの)だったと語りつつ、想定以上に早く居場所まで辿り着いた悟に対して、「一体どうやったんだ」と。

 

そして、悟は熱い思いを語ったのち

 

「僕の小学5年生は3度あった」

「そして…現在は2度目の2005年だ」

 

と明かします。

 

普通なら信じてもらえない話であろう内容だけど、八代は

 

「信じるよ 悟」と答えます。

そしてこのシーン。

 

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『僕だけがいない街』8巻より引用

 

漫画では八代の生い立ちについて掘り下げて描かれているのがまた良かった。

 

 

このやりとりの後、八代は悟を殺して自分も死ぬ、っていうメンヘラな作戦に出るも、これまた悟に妨害されて失敗。

 

八代は逮捕されることに。

 

リバイバル後の世界でも、30以上の殺人を犯していた八代は裁判を経て死刑となります。

 

「だいぶ前の事だけど 最後に面会の時の八代は」

「死刑確定直後にもかかわらず とても落ち着いていて」

「時折 笑みをこぼす程だったよ」

 

と後にケンヤから語られるんですが、その辺りまで含めて八代の歪んだ人間像がブレないのが凄く良かったです。

 

僕だけがいない街

最終話は、八代の結末がケンヤから語られた後、登場人物たちの現在が描かれます。

僕としては、ユウキさんが幸せそうなのが凄く良かった。

リバイバル前だと冤罪で死刑囚ですもんね…

 

そして、人気漫画家となった悟の話に。

1巻冒頭で出てきた編集のオッサンが、悟の担当になっててアニメ化決定を伝えに来るってのがまたなんとも感慨深い。

 

そして独白。

 

僕だけがいない街
そこに刻まれた時間こそ僕の宝物だ

 

タイトルの意味が、ネガティブな意味でなくて本当に良かった。

 

そして、リバイバルによって失われた愛梨との時間を取り戻せる、そんな未来が見える

素晴らしいラスト。読後の晴れ晴れとした気分が最高でした。

 

感想

というわけで、漫画『僕だけがいない街』、完結しました。

いきなり最終巻の感想書くという暴挙に出ましたが、アニメ放送中に一気に原作も揃えて読んでいたので最終巻が待ち遠しかったんですよね。

 

アニメ版のラストも好きだ、と冒頭に書いたんですが

でも、比べるならやはり漫画版の方が好きです。

アニメはアニメで、昏睡状態の悟の髭剃りをする八代のシーンとか良いオリジナルが多かったんで甲乙付けがたい点はあるんですけれど。

 

やはり、八代について掘り下げて描かれていた点と、しっかり八代が裁かれる結末が良かった。

悪役であるはずの八代だけが悟の事を信じて理解できていたり、悟も八代の言葉に大きな影響を受けていたりと、この関係性が奇妙なんだけどとても好きですね。

 

様々な伏線が張られた作品なので、読み返すとまた色々と発見がありそう。

全8巻と短いのに、読み応え抜群。一気読みもおすすめです。

 

 

アニメ化、実写映画化と続いて、原作も完結してしまいましたが、

6月4日のヤングエース6月号から外伝が連載されるみたいです。そちらも楽しみ。

 

スピンオフ小説も出てるので、これも読んでみようかと思います。

※この記事で掲載した引用画像等の著作権は各権利所有者に帰属致します。

※追記※

と、いう事で文句なしに10巻以内で完結するおすすめ漫画となりましたので追加しました!

よろしければこちらもどうぞ。

www.birumendesu.com

 

 

おわり

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