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精液検査(精子検査)を受けてきました【男性不妊】

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「子ども、欲しいね」と避妊をやめてかれこれ1年ほど経つものの、思うような結果が得られていない僕たち夫婦。

 

ま、言うほど積極的に取り組んでいたわけでも無いんですが

1年も経ってくると流石に身体に何かしら問題あるんじゃないの?みたいな疑惑も沸いてきまして、今月の頭から本格的に不妊治療に向けた検査をはじめています。

精液検査のきっかけ

まぁ不妊治療と言うと、とりあえずは女性の体から検査していくのが一般的なのかな、と思うんですが

妻が検査で病院に行き始めて2回目くらいだったかな?

 

「今日~明日が排卵日だから仕込んでおいで(意訳)」と担当医に言われ、その通りに行為をしたんですよね。

 

どうやら、行為後に体内に残っている精子の量を調べるという事らしいのですが

 

その時に

「ちょっと(体内に残ってる)量が少ないね」なんて話があったらしく、そこから検査しようかという流れになったみたいです。

 

みたいです、と言うのは

僕が妻から言われたのが「通ってるところで精液検査できるみたいなんだけど、どう?」と聞かれただけだったんですよね。

 

量が少ない云々は、今日検査が終わってから聞かされた話でした。

事前に聞いてたら、ちょっとショックだったかもしれないw

 

不妊の原因が男性側にある可能性については知ってたので、検査することに対して特に抵抗はありませんでした。

 

病院について

僕の住むエリアでは有名な不妊治療のクリニックで行いました。妻が通い始めてたとこですね。

ちょっと調べた感じだと、精液検査をしてくれる病院って意外と少ないみたいなので、住んでいるエリアによっては大変かもしれません。

 

自分で予約して…なんてやってたらやっぱり羞恥心というかそういうのもありそうだし。

 

「○○(住んでるエリア) 精液検査」ってワードでググるのが良さそうです。

 

「病院は恥ずかしい」「時間が取れない」という方には、この記事の最後で紹介している“精子検査キット”を使って自宅で検査するのが良いかもしれません。

 

>>精子検査キットついてはこちら

 

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検査方法について

精液検査の体験談なんかを探してみると、大抵が検査する病院でいくらかの”オカズ”が用意された部屋でシコシコと勤しむなんてエピソードが出てくるんで

「こりゃなかなかできる経験じゃないぞ」なんて思っていました。

 

が、どうやら自宅で採取して持ってくスタイルもあるらしく、今回の僕はそれでした。

ブログ的には面白くないんですけどまぁ気楽なんで良かったです。

 

妻が病院から貰ってきた採取用の容器はこんな感じ。

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容器の曲面が書きづらかったんだろうなと分かる筆跡が絶妙ですね。

 

最大メモリに「4OZ」やら「100ml」なんて書かれているのを見て

「そんなに出ねぇよ…」となったのはお約束。

 

検査料金・注意事項について

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病院からこんな感じで紙を頂いていました。

 

今回僕が受けたクリニックでは検査に実費5000円(保険適用外)とのことでしたが、この辺りは病院によって料金が異なるようです。

 

注意点としては

  • 採精まで4日間位は禁欲する
  • コンドームは使用しない
  • こぼした場合はスタッフに申し出る
  • ハンカチで容器を包んで体温程度に保つ
  • 採取後1~2時間以内に病院へもっていく
  • 結果が出るまでの時間は30分程度

こんな感じのようです。

 

禁欲については昔「オナ禁はいいぞ!体調が良くなって捗る」的な話を2ちゃんねるで見て1か月くらい自主的にやったことがあるんで問題ないんですが、自分の意志でなく人から指示されて禁欲するってのはなんというか…w

 

いざ検査!

そんなワケで、本日の朝。検査に行ってきました。

僕は休みだったんですが、妻は仕事なんで半休を使ってました。

 

なんとなく当日になるまでどうするんだろ、と思ってた採取なんですが

出発の30分前くらいになって

 

「じゃ、私車で待ってるから頑張って」

 

と自室に放置された僕。

「手伝ってくれたりするエロ同人的な展開になるんじゃ…?」とちょっとでも思っていた僕がバカでした。神は死んだ

 

 ☆☆☆

 

無事採取が完了。

出発までのタイムリミット付き、かつ発射時に上記の容器をあてがっている自分のマヌケさ、そしてこれは完全に自業自得なんですけど、出発までには間に合うなと洗濯機回しちゃってたので急いで洗濯物を干さなきゃならない状況。正直笑えました。

 

妻の運転でクリニックへ向かいます。

僕はハンカチでくるんだ容器を大切に温めてました。

 

車で30分弱走ると到着。

人気のクリニックだけあって、綺麗な外観でした。広めの駐車場はほとんど車が埋まっていて、待合室で待っている人もそこそこ。

 

入ってすぐにソフトバンクのpepperが居たんですが、ずっとうなだれた状態で動かなかったです。

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4~5歳くらいの男の子を連れた家族が来てて、pepperに触ったり話しかけたりしてましたがずっとこの状態でしたね。

ちゃんと動いてる実物を見たことがあまり無いので見てみたかったw

 

受付で大事に温めた精液の入った容器を渡します。

対応してくれたのは40代くらいの女性だったんですが、言葉で表すのが何とも難しい気分になりました。相手は仕事だから何とも思ってないんでしょうけど、やっぱね…

 

検査結果について

事前に渡された紙に書かれてた通り、30分ほどで診察室へ呼ばれました。

部屋に入って座るか座らないかくらいの速さで

 

「精液ね、普通です」

 

と結果を告げられる僕ら夫婦。

 

いや、一応心の準備?とか…なんて内心思っていると、こんな用紙を見せられました。

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「正常値がこれで、結果がこれね」

「運動率がちょっと低いけど、許容範囲です」

「受精能力評価も正常値は超えてるからね、普通だね

「200を超えてると良好なんだけど…まぁ普通だね

 

と、安心させるつもりで言っていたのであろうと解釈しますが

やたら「普通」と強調されました。にしても診察終わるまでに4,5回は言われたな。

 

運動率がちょっと低いのは僕が引きこもりがちなのが影響してる?なんてアホな事を考えたりもしつつ、診察は終了しました。

 

検査項目としては

  • 精液量(正常値 2ml 以上)
  • 精子濃度(正常値 4000万/ml)
  • 運動率(正常値 60%以上)
  • 速度が速く直進する精子(正常値 25%以上)
  • 正常形態率(正常値 30%以上)
  • 平均速度(10mic/秒以上)
  • PMSC-a【受精に最も深く関与している運動精子濃度】(正常値 5以上)
  • SMI【受精能力の評価】(正常値 80以上)※50以下で顕微授精の対象、200以上は良好精子

の8項目です。SMIの数値が重要みたいでした。

 

なんというか、あっさりしていて拍子抜け感。

ともかく、とりあえず問題がないことが分かって一安心でした。

              

精子検査キット

今回、僕はクリニックでの検査を行いましたが

「なかなか休みが取りにくい」

「行くのはちょっと恥ずかしい」

という方も多いかと思います。

 

そんな方には自宅で検査が行える精子検査キットを活用するのもおすすめです。

 

Amazon等の通販でも取り扱いがあるので手軽に購入できるのはありがたいですね。

 

ベビーライフ研究所 郵送精子検査

一番のおすすめはこちら。

精液量・精子濃度・純精子数の3項目検査であれば2,680円(税抜)と、クリニックでの検査より安く調べることができます。最短で2,3日あれば結果が分かりますし、結果はメールで知らせてくれるので、誰にも気づかれず検査できるのもポイント。

WHOの基準に則っての検査という事で、信頼性も高そうです。

 

Seem(シーム)

こちらは採取した精液をスマートフォンアプリを使って検査するタイプ。郵送より更に手軽にできるのが強みですね。

濃度や運動率のチェックもできるので、簡易検査としては十分だと思います。

ただ、値段はちょっと高めです…

※iPhoneのみ対応(Androidは使用不可)

 

(精子観察キット) 元気チェッカー

アダルトコンテンツで有名なソフト・オン・デマンド(SOD)でも精子検査キットが出ています。

こちらは採取した精子を拡大レンズで覗くことで、精子が動いているかどうかを調べるだけの簡易的なものになっています。

価格は安いので、とりあえず精子が動いているのかのチェックにはおすすめです。

 

最後に

もしかして問題があるのかも…なんて思いながら妊活をするのと、問題がないのが分かっているのでは精神的に大きく違ってくるかと思います。

意外とサラっと終わるので、もし不妊に悩んでいてまだ検査をしていない男性の方は検査をしてみると良いのではないでしょうか。

 

まだ僕たち夫婦は不妊「治療」という段階ではないですが、夫婦のどちらかだけでなく、二人揃って状況を知っていくというのが良い方向へ向かう第一歩なんじゃないかなと思います。

 

追記

この検査をしてから約1年。念願の赤ちゃんを無事授かることができました。

「なんで異常が無いのに子どもができないんだろう…」と悩んだ時期もありましたが、諦めず取り組んできて良かったです。

 

しかし、その後精巣腫瘍が発覚して睾丸の摘出をするなど、人生は本当に何があるか分かりませんねw(早期発見だったため、命に別状はありませんでした。)

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