ビルメンデス

「ビルメンテナンス」と「ヒルナンデス」って似てるよね。

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【精巣腫瘍】手術後の経過について

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前回の摘出報告から1ヶ月ほど経過しました。

その後の経過と今後についてまとめてみます。

 

9月21日(木)

退院から一週間が経過したところで、摘出後の腫瘍マーカー(血液検査)のために再度病院へ。

 

まず傷口を確認して、手術時に塗ってあった人体用のボンドのようなものを剥がしました。

足の付け根〜傷口辺りはまだまだ痺れのような違和感と痛みがあって不安でしたが、表皮はしっかり塞がっているとのこと。

 

時間経過とともに、違和感と痛みが薄れている実感はあったので、これは時間経過で収まるのを待つしかなさそうな感じです。

 

その後の診察で、摘出した睾丸の病理検査の中間報告が来ているとのことで、ズタズタに解剖した自分のタマの写真を見せられつつ(グロかったです)

「やはり悪性腫瘍、精巣ガンでした」と告げられました。

 

手術前の腫瘍マーカーの数値からある程度覚悟していた事でしたが、やはり正式にガンだと告げられるのはなかなかショックなものがありますね…。

 

腫瘍は「非セミノーマ」と呼ばれる複数の腫瘍が混在しているタイプでした。

僕の場合は4種類が混在しているとのこと。

 

「病理検査の結果が完全に出ないとまだわからないけど」と前置きしつつ、今後の可能性について説明を受けました。

 

ガン周囲の血管やリンパ管にガン細胞がみられることを脈管侵襲(みゃっかんしんしゅう)と言うそうで、もし病理検査で脈管侵襲がみられた場合は抗がん剤治療(BEP療法)を2クールはやる必要がある、とのこと。

 

睾丸を摘出して、正直言って少し気が抜けていた事もあったんですが、これはやはりショックが強かったです。

 

脈管侵襲があった場合のガン再発率はかなり高く、再発予防のための抗がん剤治療ではありますが…

 

期間が短いだけで(通常の抗がん剤治療は4クール)普通の治療と内容は同じ。

1クール約3週間〜1ヶ月の入院になるので2クールでも仕事は休職せざるを得ません。

副作用で髪の毛も抜けますし、「さよならタマちゃん」で読んだ闘病のイメージがあったのでやはり怖くなりました。

 

かなり主治医に脅された感じは否めませんでしたが、もう2週間ほどで脈管侵襲があるかどうかまで含めた病理検査の結果が出るので、またその時来て下さいと言われこの日は終了。

 

不安を抱えたまま結果を待つことになりました。

 

10月6日(金)

病理検査の結果を聞く日。

退院からは3週間が経過しました。

 

午後からの予約だったので、午前中はモヤモヤと…

 

長期入院の可能性もあるので、主治医からも言われた通り妻にも同席してもらいました。

 

採血を済ませ、結果が出るまで1時間ほど待ってから診察へ。

 

 

診察室へ入ってから言われるまで、1分程度だったかと思うんですが、体感としてはやたらと間があったような錯覚があって…精神衛生上良くなかったですねw

 

脈管侵襲は認められなかったという説明のあと、腫瘍は中間報告の通り4種類が混在していたと説明がありました。

 

「この4種類のうち5%以下のもの、これの病理検査にまだ時間が掛かっていて、確率は低いですがその部分が【絨毛がん】の可能性があります。」

 

「私の感覚だと、絨毛がんは悪性度が高く、抗がん剤治療をしておいた方がいいという印象があります。しかし、腫瘍マーカーの数値は順調に下がっているし、脈管侵襲もないので可能性は低いかと思いますが…」

 

「経過観察か治療か、ご自身で判断をお願いします。」

 

そんな話をしながら、精巣腫瘍の治療ガイドラインを見せられました。

 

低リスク(脈管侵襲なし)の場合,患者が望み,5 年間以上の長期経過観察が可能であれば経過観察が推奨される。経過観察を希望しない,または困難な場合は,BEP 療法2 コースや神経温存後腹膜リンパ節郭清術も選択肢となる。

出典:がん診療ガイドライン│精巣腫瘍

 

進行具合に対してどのような治療があって、どんなリスクがあるのか、僕の状況に当てはめると…みたいな。

 

 

余談になりますが、精巣腫瘍はこのように詳細なガイドラインがすぐ見られるようになっているので不安を抱えている患者にとってはありがたいですね。 

 

確率は低いとは言え、悪性度が高い腫瘍が含まれている可能性があると説明があり…再度不安もありましたが、やはり

  • 脈管侵襲はない
  • 腫瘍マーカーの数値は下がっている

この事から、経過観察を希望しました。

 

1月には妻の出産が控えていることもあり、里帰りで妻の両親も付いているとはいえ…初めての我が子の出産時に、自分が入院して抗ガン剤治療中というのはなかなかキツいなと思ったこともあります。

 

とはいえ不幸中の幸いだったのが、今回の僕のケースは精巣腫瘍の中ではかなり初期での発見、摘出だったことです。

 

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出典:精巣(睾丸)腫瘍 治療の選択:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

 赤で囲ったのが僕の状況。Ⅰ期脈管侵襲なしということで、今後の経過観察(5年)で腫瘍マーカーが上がらなければそれで寛容となります。

 

術後2年間が再発の可能性が高いということで、まず1年目は毎月の血液検査と2〜3ヶ月に1回のCTをやっていくことになりました。

検査費は嵩みますが、命には代えられませんからね…

 

最後に 

「もしかすると、抗ガン剤治療を含め長期的な発信になるかもしれない」と考え、精巣腫瘍というカテゴリを作って記事を書いていましたが、ひとまず今回の更新でこのカテゴリは休止になりそうです。

 

 

今後、このカテゴリを更新する=再発となるので、そうならないことを祈りつつ…

 

まずは脈管侵襲がなかった事を噛み締めて頑張りたいと思います。

 

おわり

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