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ビルメンデス

「ビルメンテナンス」と「ヒルナンデス」って似てるよね。

【第2種電気工事士】独学で合格する為の勉強方法とおすすめ参考書を紹介します

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【最終更新2017/01/06】

 

ビルメン4点セットの中では最重要、かつビルメン以外にも道の開ける第2種電気工事士。

なにかと潰しの効くこの資格は「食える資格」ともよく言われています。

 

この資格は電気関係の資格では入門編と言った立ち位置で、そこまで難易度の高いものではありません。

ですが、無勉強で受かる試験でもないんですよね。典型的な「やれば受かる」資格と言えると思います。

 

「筆記試験は過去問を繰り返して、技能試験は一通り練習すれば受かるよ」とはよく聞きますが、今回はそこをもう少し掘り下げて解説します。

 

第2種電気工事士とは

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一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できる資格です。

所有していれば自宅でのコンセント工事なども可能になるので、DIY好きな方も所有していて損は無いかと思います。

 

取得してから3年経験を積めば独立開業も可能ですね。

設備の仕事をするなら必須と言っても過言ではないでしょう。

僕の勤めるビル管理会社には無資格の人が入ってくることもありますが、まず取得するよう勧められるのが電気工事士の資格です。

 

参考:電気工事士って何だろう? | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

 

試験概要

平成27年度から上期と下期の年2回実施の試験へと変わったのですが、両方を受験する事はできないようです。

実際のところは今までと変わらず年1回しか受けられない試験になります。

 

試験日

上期:筆記6月頭・実技7月下旬

下期:筆記10月頭・実技12月頭

 

筆記試験から実技試験までの間は約2ヶ月です。

 

難易度

年度 筆記試験
合格率
技能試験
合格率
資格
合格率
平成24年 58.2% 70.6% 43.7%
平成25年 62.4% 76.0% 49.0%
平成26年 59.0% 74.2% 45.8%
平成27年上期 62.5% 71.8% 46.9%
平成27年下期 51.6% 67.9% 35.7%
平成28年上期 65.2% 74.1% 50.7%

前述のとおり「やれば受かる」資格という事ですね。これを見ると分かるように、合格率はわりと高めの資格です。

電気と聞くと「理系の資格じゃないの?」と身構えてしまう人もいるかもしれませんが、第2種電気工事士に関してはあまり心配しなくても大丈夫です。

ぶっちゃけ理解できてなくても暗記で乗り切れてしまう資格なんですよね…

 

所要学習時間

僕は筆記1ヶ月半+実技1ヶ月半、合計3ヶ月程度の学習で合格できました。

筆記はキッチリ理解しようとすると泥沼にハマりますが、試験合格だけを目的とするなら余裕です。筆記30~40時間程度、実技は個人差もあるので一概に言えませんが30~50時間くらいですかね。実技に関しては、どんどん上達して早くなっていくので楽しかったです。

 

合格ライン

筆記試験は約6割正解で合格となります。

出題は50問なので、30問正解で合格。出題されるのは計算問題ばかりではなく、工事用の部材や工具の名称だったり、実技試験でも必要な知識となる配線図や図記号からの出題もそこそこあるので結構得点は重ねやすいんですよね。

プラスアルファで要点を押さえれば合格点到達といったところです。

 

技能試験については「重大な欠陥」が無く、時間内に完成させていれば合格となります。

この辺りは後述のテキストに分かりやすく載っているのでちゃんと把握しておきましょう。

 

勉強方法

筆記試験

第2種電気工事士の試験は過去問がそのまま出題されるケースもある試験で、問題の構成も大きく変わることはないです。

よって、ポイントとしてはやはり過去問攻略がキモになりますね。

 

先述の通り

  • 鑑別(工具、測定器、器具などの写真、名称、用途などに関する問題)
  • 配線図の図記号(配線図の図記号に関する問題)

暗記だけで得点できるここを押さえるだけで40点は得点できます。

過去問を解き、解説を読んで繰り返すだけで合格点はすぐ到達できるはずです。

5年分くらいはやっておいた方がいいかなと思います。(もちろん多いに超したことはないですが)

正直なところ、筆記は過去問があればテキストは必要ないです。

 

おすすめの参考書

オーム社 第二種電気工事士筆記試験標準解答集

定番の過去問集。10年分の過去問が掲載されています。

鑑別はカラー写真で見やすく、公式も法令も図記号も載っているのでオススメです。

 

電気書院 第二種電気工事士筆記試験模範解答集

こちらも10年分の過去問が掲載。

電気の資格と言えばこの電気書院か上記のオーム社のもので問題ないですね。

オーム社の過去問と比べると、こちらの方が暗記系の解説がちょっと詳しい感じです。

 

オーム社 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格

どうしてもテキストも欲しい!という人にはこれがおすすめ。

イラストと写真が多くて取っつきやすく、分かりやすいです。

 

技能試験

技能試験は簡単に言えば「工作」という表現が一番近いでしょうか。

電線を切ったり、被覆を向いたりと、やってる内容自体はシンプルで、慣れてくれば手早くできるので僕は楽しく勉強できたなあという印象が強いです。

技能試験は、あらかじめ出題される問題の候補が公開されているので練習しただけ合格が近づくというのも分かりやすくていいですね。

 

求められるポイントとしては作業の正確性です。

本番では試験官にもよりますが、線をグリグリやってキズが無いかチェックする(ちょっとしたキズだと広がるのでバレて一発アウト)人も居たりするみたいなんで、まずは時間よりも正確にやることを意識してください。

最初は1回路仕上げるのに1~2時間はかかるかと思います。

ですが、それをバラして復習して…と繰り返しているうちにどんどん早く作業ができるようになるはずです。

 

本番の試験は40分

一通り出題候補をこなしたら、そこからは苦手項目を練習しながら時間内に終えられるよう練習しましょう。

僕は本番で25~30分くらいで完成させられるくらいには練習しました。

 

おすすめの参考書

オーム社 第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答

カラーで分かりやすく必要な点は網羅されています。

が、複線図の書き方にちょっとクセのある解説をしてるんでちょっと注意が必要です。

それ以外の点はこれ一冊で問題ないと思います。

 

電気書院 第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり

これもおすすめですね。

オーム社、電気書院、好きな方を買って特に問題はないかと思います。

 

工具

試験前になると品薄になる傾向があるようなので「絶対受かるんだ!」と思っている人なら早いうちに買っておいた方が良いかもしれません。

 

ホームセンターや100均なんかで単品で集める方法もあります。

電気工事士免許を取った後、実際に電気工事士としてやっていきたいと考えているなら工具類は良いものを買っておいた方がいいですね。

そうでないなら試験用セットで充分です。

 

必要な工具は

  • 電工ドライバ(プラス No.2、マイナス 5.5mm)
  • 電工ナイフ
  • ペンチ(175mm以上)
  • ウォーターポンププライヤー
  • 圧着工具(柄が黄色のもの)
  • メジャー
  • ワイヤーストリッパー(必須ではないが時間短縮の為)

HOZANのこのセットは、職場の後輩が購入していたので見せてもらいましたがなかなか良かったです。

試験だけなら十分かと思います。

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特にこのVVFストリッパーはめちゃくちゃ便利。

これで慣れてしまうと他の工具では作業できなくなります(笑)

 

ワイヤーストリッパーに関しては、「ガッチャン」タイプを買ってもいいかもしれません。スピードアップできますよ。

 

器具・電線

器具・電線についてはセット売りのものを買うのが楽です。

1回分のセットで充分だと思います。バラして使いまわせばいいです。

それも練習になりますし。

VVFケーブルだけ足りない分をホームセンターで買いましょう。

Amazonでも切り売り対応してる出品があるのでこれでもいいと思います。

5~10メートルも追加すれば十分です。

 

YouTubeを活用しよう

技能試験を独学でやると「本当に合ってるのかな?」と不安になることもあるかと思います。本だけでは分かりにくい箇所もあるかもしれません。

そんな時に便利なのがYoutubeです。

 

実際の組み方を撮影してアップしてくれている動画がいくらでも出てきます。

いやぁ、凄い。


平成28年度 第二種電気工事士 技能試験 候補問題No1 電気工事士奪取プロジェクト22

 

www.youtube.com

技能試験は不器用な人には厳しいものになるかもしれませんが、繰り返すことで必ず合格する事ができるはずです!

 

通信講座

どうしても合格したい方にはJTEXの【第2種電気工事士】通信教育講座がおすすめです。

特に【DVD+試験セット】は技能試験の材料もセットで4万円台と、他の通信講座と比べても圧倒的に安いのが魅力的ですね。

 

独学で工具と材料を集めてもかなりの金額がかかってしまう資格試験なので、通信講座でテキスト+技能試験DVD+技能試験の材料を揃えるのはかなり合格への近道になるかと思います。

 

JTEXの【第2種電気工事士】通信教育講座

 

最終手段

どうしても独学では無理だ!と言う場合には「職業訓練校に通って取得する」という方法もあります。

独学よりは金銭的な負担が増えますが、対策に関してはお墨付きです。

技能試験も何度も練習できますし、指導を受けられるのはやはり強いですね。

 

「電気工事士養成施設」というものも存在します。

これは学校に通って、卒業すれば電気工事士の資格が得られるという仕組みです。

参考:電気工事士養成施設一覧

 

最後に

第2種電気工事士はやれば受かる資格だ、と冒頭でも書きましたが

独学では参考書・工具・電線・器具などお金がかかる試験です。

この記事がなるべく無駄なく合格するための一助となれば嬉しいです。

 

おわり

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