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【ビル管理士】建築物環境衛生管理技術者を独学で合格するための勉強法とおすすめ参考書・テキスト

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ビルメン

ビルメンテナンス業界の資格としては一つの到達点である建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)。

受験には2年間の実務経験が必要で、ビルメンをやっていくなら一番持っておくと良い資格とも言われます。

大抵の人は「ビル管」と呼ぶことが多いですね。

 

難易度に対しての評価は業界内では非常に高く、電験3種、エネルギー管理士と並んで「ビルメン3種の神器」なんて呼ばれることもあるようです(アホっぽいので僕はこの呼称が好きではないですが)

ネット上(5ちゃんねる)でそう呼ばれるだけで、現実ではそんな呼び方をしている人は居ません。念のため

 

この記事では

・試験の概要
・ビル管の難易度
・一発で合格した勉強方法
・おすすめの参考書
について解説していきます。
 
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建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)とは

一言で言うと、建築物の環境衛生を維持する総合監督者の国家資格です。

 

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)に基づいて、面積3000m2以上(学校については8000m2以上)の特定建築物において選任義務がある。また、資格の保有者は同法に基づく登録事業者の人的要件となることもできる。

引用:建築物環境衛生管理技術者(Wikipedia)

一定以上の規模がある建築物には選任者を置かなければならないという法律上、ビル管理会社としては保有者を確保しておきたい資格ということですね。

ビル管を持っていれば、少なくとも就職先に困ることは無いと言えます。(ただし都市圏に限る)

 

実際に、ビル管を取得したあと転職サイトの保有資格欄に追記してから来たオファーはこんな感じでした。

 

試験概要

試験日10月上旬(第一日曜日)
試験地札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、福岡市
受験資格実務経験2年以上
受験料13,900円
試験形式5択マークシート180問
合格基準全体で65%以上かつ各科目が40%以上

実務経験が必要、かつ年1回しか受けられず、問題のボリュームは多く、受験料が高いと、なかなか面倒な資格です。各エリアの都市圏でしか受験できないので、地方ビルメンには辛い資格でもあります。

 

2019年度より、出願の時点で実務経験2年以上でないと申し込みが出来なくなりました。
前年までと比べ、受験資格が厳しく改定されています。注意してください。
次の用途に供される建築物の当該用途部分において環境衛生上の維持管理に関する実務に業として2年以上従事された方
(従事期間については、実務従事証明書の証明日現在で2年以上が必要です。)
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難易度

年度合格率
平成27年18.9%
平成28年28.4%
平成29年13.6%
平成30年21.1%

合格率は10~30%と年度によってバラツキのある資格ですが、過去20年を平均すると合格率は20%ほどの資格です。

僕が初受験で合格した平成28年は、運良く緩かった年度でした。案の定、翌年は合格率10%台となっています。運の要素も多少あると言えますねw

 

合格率の数字だけ見るとなかなかの難関資格に思えますが、問題のレベルとしてはそこまで高くありません。

ビルメン4点セットのものと大差ないので、しっかり対策すれば合格できる資格だと思います。

 

何が大変かと言えば、やはり幅広いジャンルと問題数の多さからくるボリュームです。

 

試験科目

実際の試験では、午前と午後で3時間ずつ、計6時間で180問の問題を解く必要があります。

丸一日拘束される試験なのでとにかく疲れた思い出がありますね。

 

午前

1. 建築物衛生行政概論(20問)
2. 建築物の環境衛生(25問)
3. 空気環境の衛生(45問)
 

午後

4. 建築物の構造概論(15問)
5. 給水及び排水の管理(35問)
6. 清掃(25問)
7. ねずみ、昆虫等の防除(15問)

 

このように、ビル管理に関わる広いジャンルについて出題されます。

5択×180問=900ということで、他の資格と比べると検討する選択肢が圧倒的に多いです。

 

設備管理をやっている人だと「6.清掃」と「7.ねずみ、昆虫等の防除」が普段の業務では馴染みが薄いので苦労するかもしれません(僕がそうだった)

 

合格するまでの勉強時間

あくまで僕の場合ですが、しっかり取り組んだのはトータルで2ヶ月程度でした。

ゴールデンウィーク明け頃から通勤時間(1回30分くらい)にスマホのアプリで対策を始めて、少しづつ問題に慣れていき、9月から赤本を本格的に繰り返して知識を定着させていった感じですね。

 

ボリュームが多く、1年分の過去問を通してやるだけで1回2時間程度は取られるので、追い込みの時期は1日6時間ほどは勉強していました。

 

が、これはビル管の対策期間としては正直不足気味かなと思います。(僕が1発で合格できたのは、比較的難易度の低い年度だった運の良さもあります。)

 

じっくり対策していくなら1年~半年前から取り組んでおいたほうが良いでしょう。

 

合格ライン

試験概要のところにも記載しましたが、建築物環境衛生管理技術者の試験では

「全180問の65%以上、かつ各科目が40%以上」

が合格ラインとなっています。

 

極端な話をすれば、1~6までの科目が満点でも、7の「ねずみ、昆虫等の防除」が0点だと不合格となってしまうわけですね。

 

ポイントとしては、出題数の多い「3. 空気環境の衛生(45問)」「5. 給水及び排水の管理(35問)」でなるべく多く得点しておく事と、問題数の少ない「4. 建築物の構造概論(15問)」「7. ねずみ、昆虫等の防除(15問)」で足切りにならないようにする事です。

 

資格手当

ビルメンの資格としては上位のものということもあり、資格手当が大きく設定されている可能性が高い資格でもあります。

合格時の一時金で3~10万円毎月の手当で2000~1万円ほどがよく聞く相場でしょうか。

毎月の手当は選任されている場合しか出ない会社もあります(僕の務めている会社はそうです)

 

1発合格の為の勉強方法

受験当時は2ちゃんねる(5ちゃんねる)資格板に入り浸っていましたが、そこで得た情報や、職場の取得済みの先輩らから聞いた限り、過去問メインで対策するのが最も効率が良いということでしたが、実際にやってみてそれは間違いなかったです。

体系的な理解にはテキストを使ってやるのが良いでしょうが、それをやっていると効率が悪すぎるのが正直なところ。

 

試験の合格を目指すなら、解説がしっかりしている過去問集をメインにテキストやサイトで要点をまとめていくのがおすすめです。

 

スキマ時間には後述の「ビル管理総合情報.com」でまとめられている出題傾向とポイントを繰り返し読んだり、スマートフォンのアプリを使って少しでも問題に触れる時間を増やしましょう。

 

アプリについては、僕の受験時だと「 2015-2016 ビル管理試験 問題集アプリ」というものを使っていましたが、こちらは現在販売終了となっているようです。(毎回問題の選択肢がランダムで入れ替わるので、答えの暗記にならず良いアプリでした)

現在は様々な種類が出ているようなので、いくつか試してみて自分に合ったものを使うのが良いかと思います。

 

おすすめの過去問テキスト

ビル管の過去問テキストで最も評判が良いのが「ビル管理士試験模範解答集」です。

通称“赤本”と呼ばれています。(表紙の色ですね)

僕が合格した時に実際に購入したのはこの赤本だけで、あとは後述のサイトを見ていただけでした。

 

6年分の過去問が載っていて、解説が詳しく載っているのが特徴です。

解説には図や挿絵が多く、テキストが無くても大体が理解できる内容になっています。

ビル管の受験にはマストの参考書です。

 

おすすめの参考書

個人的にはビル管試験にテキストは不要派なのですが、1冊選べと言われればこの「ビル管理試験 完全攻略」がおすすめです。

試験対策の手始めに一通り読んで、概要を掴むには良いテキストかと思います。

ざっとこなして赤本に移るのが良いでしょう。

 

おすすめのサイト

出題傾向とポイントの項が良くまとまっていて、空き時間などによく目を通していました。

○×のミニテストや過去問演習など、一通りの対策が行える優秀なサイトです。

 

過去問とその解説に特化しており、簡易的な赤本のような感じで利用できるサイトです。

勤務中にこっそり勉強するのにとても重宝しましたw

 

おすすめの通信講座

ボリュームが多く、働きながらの取得が大変なビル管については、通信講座を検討しても良いかと思います。

ニッチな資格なので、そもそも通信講座を取り扱っている会社も多くはないのですが、現場系の資格に特化しているSATなら分かりやすい通信講座でかなりおすすめです。

 

SAT【建築物環境衛生管理技術者講座】

SATのビル管講座は、映像での講義が分かりやすいと評価の高い通信講座です。

 

☑ 合格することを目的とした合理的なテキスト

☑ 定評ある講師のわかりやすい講義動画

☑ eラーニングでスキマ時間でも勉強しやすい

☑ 満足できなければ30日間返金保証

動画はDVDだけでなく、ネットでのストリーミング再生に対応しているので、スキマ時間を有効に活用できるようになっています。

ビル管の通信講座で講義動画を採用しているのはSATのみなので、分かりやすさという点においてSATは頭一つ抜けた通信講座と言えます。

 

SAT【建築物環境衛生管理技術者(ビル管)講座】の口コミ・評判

ビル管の教材は結構金額が張ったので、何個かレビューを見て、あと動画サイト等で実際に講義を受けてみて、一番分かりやすかったSATさんに決めました。 石原先生の教え方が結構耳に残ったので、実際の試験の時も「こんな風に言ってたな」と頭に残っていて助かった部分が多かったです。 

 

 

教材のテキストがすごく要点に的を絞ってまして、各セクションごとに過去問もあり、スムーズに抵抗なく最後まで続けられました。あとは苦手だった部分の講義をインターネットで聞けるので、通勤中に聞いたりして定着させていきました。 この試験は非常に設問が多く、範囲も広く、1人で勉強するにはとても大変ですが、この講座を通して信じてやっていけば、必ず皆さんも合格できると思っております。

 

 

 

SAT【建築物環境衛生管理技術者講座】

☑ 講義動画メインで分かりやすい
☑ eラーニング対応でスキマ時間でも学習できる
☑ 他社の通信講座と比較して安い

 

講習で取得する

ここまで試験での取得について解説してきましたが、建築物環境衛生管理技術者は条件を満たしている人なら講習での取得をすることも可能です。

 

定められた学歴、もしくは資格を取得した上で、一定の実務経験を積むと受講することができます。

詳細は日本建築衛生管理教育センターにて確認してください。

合計101時間の講義を受ける必要があり、受講料も108,800円と高いので、仕事をしながら受講は難しいかなというのが正直なところですね。

 

受講資格を得るためにおすすめなのは第二種冷凍機械責任者を取得することです。

免許取得後の実務経験が2年以上で受講できる資格の中では最も敷居が低いのではないかなと思います。

(電験3種と同等の評価になっています)

 

まとめ

問題数の多さと範囲の広さから、合格率が低い資格ではありますが、ビルメンの上位資格としては数学的要素が薄く、過去問対策だけで合格圏まで行ける資格だと僕は考えています。

 

いかに過去問をやり込んでおくかが試験の合否を分けるので、合格を目指す方は可能な限り早いうちから過去問に触れて取り組み始めるのが◎。

記事でも紹介しましたが、スマホアプリでのスキマ時間活用はかなりおすすめです。

 

ビル管が取得できれば資格手当であったり、社内での昇格基準になっていたりと、ビルメンとしても1ランク上の待遇が望めるようになります。場合によっては転職もアリでしょう。

 

この記事が取得の一助となれば幸いです。

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